FPによる『夢創造館』ブログ

スタッフのOです。

一昨日（日曜日）のお昼ご飯。
静岡で、また新たにランチの美味しいお店を開拓しました。

パルコ北側、ホテル中島屋さん隣の「NOBURU」さん。

店名は、オーナーシェフさんのお名前だそうです。
汁、飯、おかずっていう定番が、しっかり食べられる洋風定食屋さん。
価格も街中にしては、リーズナブルでしたよ。
写真のセットで1000円也。

静岡はやっぱりランチの美味しいお店が充実してますね。
私のフロンティアスピリット（？）がうずきます。

さて、今日は本の紹介。
久々に大ヒットです。（私的に）

直木賞受賞の話題作↓
下町ロケット

池井戸潤著　小学館刊

新聞の書評等でかなり取り上げられているので、
ストーリーは大体知られていると思うのですが、
要は、大田区の町工場がロケットを飛ばすって話なんです。

感想を一言で言うと、いいです。泣けます。
今年読んだ小説の中でも、ダントツにいいです。
（って、あんまり小説たくさんを読んでないんですが。）

予定調和だとか、勧善懲悪だとか、底が浅いとか、
いろいろ批判はあると思いますが、
素直に泣けます。感動します。

特に、元宇宙開発機構の研究者で今は町工場の社長である主人公が
自社の社員に言うこのセリフ。
「俺はな、仕事っていうのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。
一階部分は、飯を食うためだ。（中略）
夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、
飯だけ食えても夢がなきゃつまらない。」

そうなんだよなー。膝を打つ思いでした。

この小説は、自営業でもお勤めでも、
働くって何だろう、誰のために、何のために働くんだろう
って悩んでいる方に超お勧めです。

昔ホラー映画のキャッチコピーで、
「決して一人では観ないでください。」っていうのがあったけど、
この小説は、
「決して人前では読まないでください。」

だって、号泣しちゃうから。
ハンカチを用意してから、お読みください。