2012年06月06日

ノマドワーカーという、新しい働き方について考える


スタッフのOです。

今日のランチは、高林バイパス沿いのココスでステーキですニコニコ
FP@Mr.Aのお父様(通称:部長 御歳72歳)が、ご馳走してくださいました。

私はこんなに頑固に肉を食べる72歳を、他に知りませんガーン
とっても美味しかったし、パワーがつきました。
ごちそうさまでしたハート

さて、先日某公共放送で放映されていたこの番組。
ご覧になった方も多いでしょう。
NHKスペシャル 「雇用の劣化」を食い止めろ!
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0602_1/

この番組で最も気になった言葉は、「ノマドワーカー」。
ノマド=遊牧民という言葉の通り、一つの事務所(場所)に
捕らわれない働き方をしている人を、そう呼ぶらしいです。

「捕らわれない」というのは、物理的な意味だけではなくて、
一つの仕事、一つの雇用主に捕らわれないという意味も
あるらしく、番組に出演されていた安藤美冬さんは、
いくつもの仕事・肩書きを持って、リスクを分散している
と仰ってました。

同じ番組に出演していた社会学者の古市憲寿さんは、
「会社は社員の福利厚生を施す余力がない。
会社よりは国の方が潰れにくいから、社会保障は国が担って、
雇用の流動化をもっと進めるべき。」といった論を展開されてました。

つまり、会社に縛られないフリーな働き方を広めていこうということですね。

私も基本的にこの意見に賛成です。
高度経済成長の時代ならいざ知らず、
経済成熟時代に突入した日本では、会社も国もあてになりません。
社会保険料の事業主負担も、遠くない将来縮小されるでしょう。

でも、というよりだったら、フリーで働く人の権利を守る
法制度を整えるべきです。

自営業の愚痴かもしれませんが、
自営は有給も産休も傷病手当金も、ないない尽くしの無い尽くし。
会社員との差が、あまりにもありすぎます。

会社が社員の一生を保証できる時代は、残念ながら終わりました。
好むと好まざるとに関わらず、今後はフリーで働く人口が増えるでしょう。

今のままの、「会社員偏重制度」を続けていては、
新しい働き方に二の足を踏む人を、責めることはできません。

ノマド、大いに結構。
でも、ノマドが気持ちよく働くための制度が絶対に必要。
番組を見た私の、偽らざる感想です。


同じカテゴリー(日常)の記事
ハッピーハロウィン
ハッピーハロウィン(2016-11-02 09:32)

ライフデザイン♪
ライフデザイン♪(2016-07-07 21:42)


Posted by 夢創造館 at 00:21│Comments(0)日常
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ノマドワーカーという、新しい働き方について考える
    コメント(0)