2012年04月18日

女性起業家育成講座の意義を再確認した日


スタッフのOです。

昨日のお昼ご飯はボリューミーでした。
有玉の Big Boy で、日替わりランチとサラダバー。
午後はやっぱり眠くなりました(笑)。

さて昨日夜7時半から、NHKのクローズアップ現代で、
女性起業家についての特集がありました。
ご覧になった方も多いことでしょう。

私は浜松や静岡で「女性起業家育成講座」の
講師を担当させて頂いているので、
とても興味深く観ました。

まず女性起業家が増えている原因。
よく知られるM字カーブ。
30歳前半、一人目の出産を機に退職した女性の再就職の厳しさ。

「授乳服」の販売を手掛ける女性起業家は、
「日本の会社形態は、人間のライフの部分に合っていない。」
全くの同感です。
会社がライフに合わせてくれるわけではなく、
社員が自分のライフを会社に合わせざるを得ない状況。
それでは安心して子どもを産み育てられません。

そして、女性起業家に必要なもの。
一つ目は身近なロールモデル。
二つ目はメンター(助言者)。

浜松の女性起業家育成講座も昨年で2回目になり、
第一期生の中には起業された方も多くいらっしゃいます。
そういった身近な先輩がロールモデルになることで、
リスクを背負うことに不安を覚える起業希望者の
背中を押してくれればいいな。

メンターに関しては、私を含め講座を担当した頼れる講師陣が、
継続的に卒業生の支援をしていく必要性を実感。
講座が終わって「はい、おしまい」ではいけませんね。

最後に番組を観ての感想。
一つ目は、近い将来「女性起業家」とか、「女性社長」という
言われ方がなくなって、普通に「起業家」「社長」と呼ばれる
日が来ることを強く願っています、ということ。

男性も女性も、性別に関係なく働き方の一つの選択肢として、
「起業」を気軽に始められる環境を作ること。
そして、例え失敗したとしても、何度でもやり直せる環境を作ること。
この二つは今の日本に絶対必要です。

二つ目は、今までの記述と矛盾するようだけれど、
「起業だけが人生じゃないよ」ということ。

よく、起業講座の講師の方や、起業経験者の方で、
「他人に使われる生き方は意味がない。
人生は一度しかないんだから、自分のやりたいことを
自由にやれる起業が素晴らしいんだ。」
みたいなことを仰る方がいらっしゃって、
確かに一つの真理ではあると思うのだけれど、
全ての方に「起業」という生き方が合っているとは思わないし、
会社にお勤めする生き方を全否定するつもりも、毛頭ありません。
要は、その方に合った働き方が自由に選択できれば、
それでいいと思うのです。

ただ一つ言えるのは、女性と起業は相性がいいということ。
今後も起業を志す方のお役にたちたいと、
強く感じた夜でした。


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Posted by 夢創造館 at 09:00│Comments(0)日常
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