2012年05月13日

FPのセカンドオピニオンについて


スタッフのOです。
今日は静岡で個別相談をしていました。

さて、先日お客様からこんなお申し出がありました。
「Oさん、私他のFPさんの意見も聞いてみたいんですが、いいですか?」

「もちろん、構いませんよ。」とお答えしました。

この方のように、正直に(?)仰られる方は珍しいのですが、
お客様の中には時々このような方がいらっしゃいます。

医療の現場ではセカンドオピニオンという制度があります。
主治医の治療方針を聞いた後で、他の医師の意見を聞きに行くのは
患者さんの持つ当然の権利です。

しかもFPは別名「家計のドクター」ですから、
セカンドオピニオンをして頂いても、全然構いません。

ただ、医療のセカンドオピニオンとFPのセカンドオピニオンでは、
一つだけ大きな違いがあります。
医療現場では、検査方法や治療方法がある程度決まっているのに対し、
金融の現場では、それこそいろいろな方法があるということです。

つまり、目指すゴールは一つでも、そこに至るまでの過程はたくさんあって、
どれも間違いではないのです。
ですから、10人のFPに聞けば、10種類のプランが出てきて当たり前なのです。

そこで、前述のお客様にもこう申し添えました。
「多分他のFPさんは全く違うプランを出すでしょう。
でも、それは価値観の違いだったり、運用方針の違いだったりが原因で、
どれも間違いではありません。
だから、たくさんプランを出されて困ってしまうようなら、
主治医は一人か二人に絞ったほうがいいですよ。
最終的にはご自分と相性のいいFPを選んでください。」

FPのセカンドオピニオンについてのお話でした。


同じカテゴリー(相談)の記事
ライフデザイン♪
ライフデザイン♪(2016-07-07 21:42)

個別相談デビュー?
個別相談デビュー?(2015-03-06 10:11)


Posted by 夢創造館 at 12:52│Comments(0)相談
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
FPのセカンドオピニオンについて
    コメント(0)